ワークショップレシピ「一枚仕立てのスリッパ」
ワークショップレシピ「一枚仕立てのスリッパ」
ちょっと変わった編み方の、かぎ針編みのスリッパです。
こま編みの増目・減目などの基本的な編み方がひと通りできる方なら、すぐに要領を得ていただけそうです。
こちらのレシピには編み図はなく、動画解説と画像解説たっぷりの内容になっています。
動画はゆっくり編みながら解説しているので(そして30分近くあるので)、見ている途中で、すぐに手を動かしてみたくなるかもしれません。
かぎ針編みは、編み地に厚みが出やすいですが、中でもこの作品の編み地はかなりの厚手です。
さらに太糸を使えば、ペラペラしないスリッパが編めてしまいます。
できるだけややこしくならずに編めるようにしたかったので、シンプルなデザインにおさまりました。
そして、使う方の足のサイズに合わせて、サイズ調整もしやすくなっています。
私は足が小さめなので、レシピに記載してあるサイズも少し縦に短めですが、足の幅は標準的なところかなと思います。
もちろん足の幅も調整可能ですし、幅はそのままで縦に長くするのも簡単なのでご安心ください。
あと、ぜひお伝えしておきたいポイントとしては、極太以上の太めの糸で編んでみてください!ということです。
私はこの編み方が楽しくて勢いで3足も編んでしまったので、使用糸の感想をお伝えしておきますと、ちょっとゴワゴワしているくらいの素朴な太糸なんかがピッタリ!という印象でした。
柔らかめの極太糸だと、ものによっては頼りないかもしれません。
写真の杢ブラウンの作品は、使用糸として記載しているAlafosslopiを使ったもの。
ダルマ ウールロービングも良い感じでした。
これくらいの太さがあったほうがかわいくて、編み地もしっかりして履きやすいです。
足の甲にクロスステッチ(レシピに図案あり)しているのがウールロービングの濃紺[col.5]です。
こちら2玉だと、私の小さめサイズのスリッパでぎりぎり(本当はもうちょっと欲しかった)なので、3玉あると安心ですね。
また違う糸で、子どもサイズも編んでみたいなと妄想中です。
足裏にアクセサリー用の透明ゴムなんかをとじ針でわわっーと縫いつけて、すべり止めにしても良さそうかなと。
量産は苦手な私ですが、このスリッパは別みたいです。
みなさんにも気に入っていただけたら・・・どこかの時点で〝実は簡単!〟と感じていただけるのではないでしょうか。
そんな新しいスリッパのレシピです。
[容易度]
基本技法のみ:★☆☆☆☆
間違いにくさ:★★★☆☆
テンポの良さ:★★★★☆
短時間で完成:★★★★☆
[編み図]
品番:WS03-001
形式:PDFファイル・A4・12枚
動画:約29分(動画では、見やすいように太い毛糸を使用しています)
[動画サンプル]
[使用糸]
Alafosslopi(アラフォスロピー)
[col.85]140g(2玉)
[参考作品の糸]
ダルマ ウールロービング
[col.5]100g(2玉)
刺繍用の並太毛糸 少量
▼余り糸の活用に
【無料編み図】まんまるバッグ
Alafosslopi(アラフォスロピー)48g使用