かぎ針編み「リブポシェット」編み図
かぎ針編み「リブポシェット」編み図
かぎ針編みのリブ編み地を、巾着型のショルダーバッグにしてみました。
ポシェットのイメージに近い、小ぶりなサイズ感です。
リブの凹凸がむっちりとしていて緩衝材の役割も果たせそうな弾力感です。
このポシェットのポイントは、内袋が一体となっているところ。
内布を付けるかどうかで迷う必要がありません。
ウールのおかげで二重構造でも重くなりすぎないあたりが、秋冬シーズンならではです。
そして今回の作品でたどり着いたお気に入りのショルダーひも、こちらも陰なるポイントです。
幅があって、かわいくて、サクサク編めるひもってありそうでなかったのですよね。
あれこれ試した末、ここに着地したときはちょっと盛り上がりました。
こちらの作品には並太ウールを使用しています。
内袋用の糸も同じく並太程度です。
使用した糸は、たまたま内袋用のほうが気持ち細めでしたが、外袋・内袋とも同じ太さがベストかなと思います。
並太は入手しやすいかと思いますので、ぜひ並太コンビで編んでみてください。
外袋と内袋は別色を使用すると、編むときの目印になるのでおすすめです。
ぜひお色合わせに頭を悩ませてみてください。
サンプル作品はどちらもナチュラルカラーのチョイスとなりましたが、小さめショルダーなので、絶対ヴィヴィッドな色もかわいいはず!と想像しています。
鮮やかな赤・青・蛍光ピンクあたりとリブ編み地のコンビ・・・モードな予感がするのは私だけでしょうか。
秋冬ファッションのワンポイントとして、お色づかいも楽しんでいただけるとうれしいです。
こちらのポシェット、構造はとってもシンプルです。
そのためレシピでサイズアレンジについて触れるのを忘れそうになりましたが、もちろんサイズ変更は可能です(簡単ではありますがレシピに加筆しました)。
ちなみに、茶色の作品は縦15.5 cm × 横 18.5cm、ケースつきのスマホが横に入るくらいのサイズ感です。
リブ編み地には変わり編みを使用しています。
こちらも編みにくくはありませんので、目数に注意していただければあとは特に問題なさそうです。
そして今回、編み方の動画解説を長めに作成してみました。
ご不明点があれば、動画のコメント欄のリンクから必要なパートを再生していただきながら進めてみてください。
ショルダーひもの編み方も、動画解説をご用意しています。
実は昔からある手法を用いているので、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ちょっと新鮮な用途として楽しんでいただけるとうれしいです。
さて、みなさんは今年の秋冬、何色を持ってお出かけしますか?
[容易度]
基本技法のみ:★★★☆☆
間違いにくさ:★★★★☆
テンポの良さ:★★★★★
短時間で完成:★★★★☆
[編み図]
・日本語版
品番:CH01-022
形式:PDFファイル・A4・7枚
※動画解説のURLはYouTubeで検索してもヒットしません。
レシピのURLをクリックするか、アドレスバーにURLを入力してアクセスしてください。
[使用糸]
ユザワヤ ウォッシャブルウール並太(30g玉巻き60m)茶色 103g(4玉)
元廣 ミニスポーツ アルパカ30(30g玉巻き72m)白 36g(2玉)